第154回定例研究会 プログラム 
       テーマ「WHTC2017(第7回世界水素技術会議)報告会」

13:30~13:35 開会の挨拶 HESS会長 西宮伸幸 氏 (HESS会長)

13:35~14:05
「WHTC2017概要」 
  芝浦工業大学 工学部 教授 野村幹弘 氏
2017年7月にプラハで開催されたWHTC2017について簡単に紹介を行う予定である。
 
14:05~14:30
 「水素製造-水電解など」 
  横浜国立大学 理工学部 講師 相原雅彦 氏、
  横浜国立大学 大学院工学研究院 准教授 松澤幸一氏
WHTC2017における、水電解、熱化学法などの水素製造法及び水素製造に関連する技術の発表について報告する。
  
14:30~14:55 
 「水素エネルギーシステム-Power to Gasなど」
  (一財)エネルギー総合工学研究所 プロジェクト試験研究部 主任研究員 鈴木守 氏

プラハで開催されたWHTC2017において発表された、「Power to Gas」に関連した事例の動向について報告する。例えば、ドイツで行われている「Power to Gas」に関するプロジェクトに関する事例、電力スポッ ト市場で調達した電力を活用した水素の製造の事例、メタネーションの事例など。

14:55~15:10 休憩

15:10~15:35 
 
 
「移動システム-FCV、水素ステーションなど」
  みずほ情報総研株式会社 環境エネルギー第2部 コンサルタント 大山祥平 氏
WHTC2017の運輸部門セッション(Transportation Systems)では、運輸部門における水素 ・燃料電池の導入可能性や需要家別の水素供給コスト評価、燃料電池フォークリフト導入による経済効果分析、水素サプライチェーンの最適化検討等に関する様々な発表があった。これらの発表内容のうち主なものについて、概要の紹介を行う。

15:35~16:00
 「安全性評価、リスク関係など」
  (国研)産業技術総合研究所 安全科学研究部門 主任研究員 小野恭子 氏
水素エネルギー利用に関する技術開発と共に、安全性の確保およびその体制づくりも重要な課題である。ここではWHTC2017における発表の中から、主に安全性評価の標準化、安全に関する規制、リスク評価等の動向について紹介したい。

16:00~16:15
 「見学会、展示関係など」
  (国研)産業技術総合研究所 創エネルギー研究部門 主任研究員 榎 浩利 氏
WHTC2017では、水素エネルギー協会からWHTC2019をPRする展示ブースを出展した。そこで本講演では、他の出展者も含めた展示ブース会場の様子やPR活動について報告する。また、オプションで用意されていたテクニカルツアーのうち、燃料電池バス(TriHyBus)の試乗ができたÚJV Řež, a. s. (原子力研究所)見学ツアーに参加したので、その内容についても報告する。

16:15~16:25 
 「閉会の挨拶とWHTC2019に向けて
  (国研)産業技術総合研究所 創エネルギー研究部門
 研究グループ長 高木英行 氏

座長: (国研)産業技術総合研究所 高木英行 氏 東京ガス(株) 高橋徹 氏

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