第36回HESS大会 特別講演
                              タワーホール船堀 小ホール

2016年11月28日(月)
   
「エネルギーシステムにおける水素利用の意義に関する研究」
    (一財)エネルギー総合工学研究所 プロジェクト試験研究部
    主管研究員 石本祐樹 氏 

 経済産業省の水素・燃料電池戦略ロードマップが2016年3月に改訂され、また、東京オリンピック・パラリンピックでの水素利用が計画されるなど、エネルギー媒体としての水素利用はますます注目されている。水素が社会で利用されるためには、様々なステークホルダから水素利用の意義が認められる必要がある。
 本講演では、エネルギーモデルを用いてエネルギー需給システムにおける水素利用を分析し、その結果を用いて水素利用の意義を示す定量的な指標を導出して、水素利用の意義を考察した結果について報告する。


2016年11月29日(火)
   
「太陽光水素製造を目指した新規可視光応答型光触媒系の開発」
    京都大学大学院工学研究科 物質エネルギー化学専攻
    教授 阿部 竜 氏

 半導体光触媒を用いた水の光分解は、太陽光エネルギーを利用したクリーンな水素製造法として期待され、世界中で活発な研究が進められている。実用化への最大の課題は、その変換効率の向上であり、太陽光スペクトルのおよそ半分を占める可視光の有効利用が鍵となる。
 本講演では、可視光を利用して水を水素と酸素へと分解可能なシステムとして、植物の光合成を模倣した「Zスキーム型水分解系」について概説し、使用される新規可視光応答型光触媒の設計・開発について、最新の成果を紹介する。


(講演時間は質疑応答の時間を含みます)。