定例研究会
第162回定例研究会
プログラム テーマ「水素エネルギーに関連する研究紹介」
13:30〜13:35 開会の挨拶 坂田会長
13:35〜14:10
「電気化学セルを用いたエネルギー物質の効率的変換」
東京大学 大学院 工学系研究科 准教授 菊地隆司 氏
電気化学セルは、反応の起きる電極触媒とイオンが伝導する電解質からなる反応器とみなすことができる。反応場である電極触媒に、反応物と電子やイオンを供給して反応させることができ、電圧によって反応性を制御したり、通常の熱化学反応よりも温和な条件で反応を促進する効果が期待される。本講演では、固体電解質を用いた電気化学セルにおける、窒素と水蒸気からのアンモニア合成や、メタンの酸化的カップリング反応によるC2化合物の合成について紹介する。
14:10〜14:45
「水素貯蔵材料の高性能化と高機能化に関する研究」
広島大学 大学院 先進理工系科学研究科 教授 市川貴之 氏
水素貯蔵材料は,高圧ガスの状態にしても嵩高いために貯蔵輸送には不向きの水素ガスを,コンパクトでかつ室温程度で多量に水素を吸蔵放出させることを目的に研究開発がなされてきた。1970年代より水素吸蔵合金が注目され,今も活発に研究が進められているが,2000年頃より重量当たりの水素密度の高い無機材料が注目され,最近では水素貯蔵だけでなく二次電池の電極材料や高圧発生を目的とした利用も検討されている。講演では,こうした水素貯蔵材料の高性能化や,多機能化に関する我々のアクティビティをご紹介したい。
14:45〜14:50 閉会の挨拶
※質疑応答時間を含みます。
座長 (国研)産業技術総合研究所 高木 英行 氏
7月8日(水)
Webex ミーティング