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定例研究会
第165回定例研究会(令和3年度HESS総会特別講演会)
テーマ: 「最近の水素エネルギーに関する取り組み」
15:30〜15:35 開会の挨拶
15:35〜15:50
「水素エネルギーに関する最近の動向とHESS企画委員会での取り組み」
HESS企画委員長
(国)産業技術総合研究所 セロエミッション国際共同研究センター
研究チーム長 高木 英行 氏
水素エネルギーが、カーボンニュートラルに向けたキーテクノロジーとして期待され国内外でその利活用に関する取組が精力的に進められている中、HESS企画委員会では、定例研究会、特別講演会および団体見学会において関連する企画を実施してきました。また、2019年度には、HESSとして世界水素技術会議(WHTC)を開催しています。ここでは最近の企画委員会での取り組みについて紹介いたします。
15:50〜16:50
「JST未来社会創造プロジェクトにおける磁気冷凍法水素液化技術の現状および
水素サプライチェーン構築のための課題」
(国) 物質・材料研究機構
エネルギー・環境材料研究拠点 液体水素材料研究センター
招聘研究員 西宮 伸幸 氏
2018年度から最長10年の大型プロジェクトとして始まった革新的水素液化技術の開発は順調に推移しており、既存の磁性材料を用いた磁気冷凍実験プラントで、15K程度の低温を高速・高効率で発生させることができたほか、AIの機械学習によって見いだされた新材料がこれまでの何倍もの磁気熱量効果を発揮することを確認した。両者の組み合わせにより、コンパクトかつゼロボイルオフの水素液化システムが構築できる見込みである。社会実証のために必要な諸課題の進捗状況についても報告する。
※質疑応答時間を含みます。
16:50〜16:55 閉会の挨拶
座 長: 高木 英行 氏((国研)産業技術総合研究所)
日 時: 2021年5月26日(水)
開催方式: オンライン(Zoomミーティング)